ピアノ協奏曲「放課後にピアノを練習していると隣の部屋で練習し始める吹奏楽部」【フルスコア&パート譜一式&画像セット】
曲名:ピアノ協奏曲「放課後にピアノを練習していると隣の部屋で練習し始める吹奏楽部」(2020)
編成:ピアノと吹奏楽
作曲:Kunio Matsuzaki / 松﨑国生
演奏時間:約5分
同梱内容
※以下はzipに同梱されております。
・フルスコア(PDF)
・パート譜一式(PDF)
・ソロピアノ&吹奏楽ピアノ・リダクション版(PDF)
・スクリーン投影用画像(PNG形式)
【作品解説】
2020年完成。ピアノと吹奏楽のための小さな協奏曲。作者がインターネット上で展開している「ネタ楽譜」の試みを、二項対立的な協奏曲という厳格な形式に落とし込み、朗らかに脱構築することを目的とした実験的な作品である。タイトルをあえて「ピアノと“吹奏楽”のための協奏曲」としていないのは、この曲がピアノを主体に据えつつ、日本の学校文化に根ざした、(もはや民謡とすら言えるほどの!)耳馴染みのある音風景を戯画的に描く上で"個"からの視点に重点が置かれていること暗示するためである。そしてこの曲は、実演されることで“演奏される状況そのもの”が作品内に重ねられ、メタ的な入れ子構造となる。その構造自体を主題として提示する、という企図が込められている。
情景としては、偶然部屋が隣り合ってしまったピアニストと吹奏楽部による、楽しく騒がしいドタバタ喜劇。練習のモチーフとして、吹奏楽のチューニングや基礎合奏(音階・コラール)、ホルストの《吹奏楽のための第2組曲》、ピアノのハノン、クレメンティのソナチネが引用されている。
曲・物語の流れとしては以下の通り。
「放課後にピアノを練習していると、隣の部屋で吹奏楽部が練習をし始める。そのあまりの騒が
しさについに怒ったピアニストが様々な手を使って吹奏楽部の練習を妨害しようとする。すると今
度は吹奏楽部がピアニストを茶化しに来る。邪魔しあっているうちに、双方ともにだんだん愉快に
なってきて、最後は仲良く曲を結ぶ・・・かと思いきや?」
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お取り扱い上の注意
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